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株式会社フーズワン様

株式会社フーズワン様

常務取締役木村様(左)、製造部部長上田様(真ん中)、およびBMLフード・サイエンス担当者(右)

株式会社フーズワン様

https://www.foods1.co.jp/index.html

所在地

大阪府東大阪市高井田西5-4-31

従業員数

25名

創立年月日

昭和61年12月

主な事業内容

オリジナルソース・デリカの小ロット製造・OEM商品の開発

貴社の事業と、食の安全への取り組みについて

弊社は昭和61年に創業し、「プロの料理人に満足いただける味作り」をモットーにホテルやレストラン、ゴルフ場などにスープやソース、カレーといった多種多様な商品を製造、提供しています。プロの料理人から信頼される唯一無二のセントラルキッチンを目指し、妥協のない味作りを続けています。
消費者の安心・安全な食品を求める声は年々強くなっています。弊社も安全な食品を提供するために、原料入荷から出荷まで様々な取り決めを行い、製造を行っています。例えば、入荷時の原料チェックでは、段ボールを全て開封し、不備がないかを確認したり、製品に使われる原料のロットや入荷日は全て書類に記入しトレース管理したりしています。
こういったHACCPに関する取り決めは、毎週行われている衛生会議(製造部、営業部、品質管理部の代表者が参加)にて話し合われ、工場内に落とし込みが行われています。仕組み(ルール)の決定から実施をスピーディーにそして改善を繰り返し無駄がなく実行に無理がないよう作業効率の向上を図っています。


原料チェック

入荷時の原料チェックは事前に決めた項目を確認することで効率的に行っている

JFS-B適合証明を取得することになったきっかけは

2021年のHACCPに沿った衛生管理の制度化や、お取引先様から「何か認証をお持ちですか」等のお問い合わせが多くなってきたことなど、以前にも増して安全・安心が優先されるように食を取り巻く環境が変化してきていることを感じていました。
JFS規格についても、取引先様の監査を受けている中でその存在を知ってはいましたが、自社検査室で菌検査には取り組んでいたものの、食品安全システムの構築がまだ不十分なところの多かった当時の私たちには、適合証明の取得のための煩雑な作業にどう取り組んでいいかわからない状況でした。
そんな中、お取引先様の二社監査で来社されていた貴社に相談した際に親身になって具体的なアドバイスを頂いたことが貴社にお願いする決め手となりました。

 

JFS-B適合証明の取得後の会社の変化はありますか

従業員全体の意識がボトムアップされたと感じています。自分達が理解できていないと社内で伝えられないので、経営層やHACCPチームも事前勉強の過程で食品安全に対する意識が上がりましたし、適合証明のために社内システムを整備していく中で現場の意識も変わり、整理整頓を率先して実施してくれるようになりました。不具合や劣化などについても現場から取得以前に比べ各段に情報があがるようになったため、機械や器具の買い替えの判断がしやすくなり、職場環境が以前より良くなったことを実感しています。

店頭の商品

「現場作業者から意識を持って声が上がるようになったことがとても嬉しい」とインタビューで語って頂いた

BMLフード・サイエンスのサービスについて

実際に適合証明の取得に向けてシステム構築を進める中で、弊社は多品種小ロットで日々製造している関係上、商品毎の危害要因の洗い出しや、HACCPプランの作成を現場の確認をとりながら作成する工程が大変でした。その中でも貴社のコンサルティングでは、弊社の状況を理解したうえで、実現可能なアドバイスが頂けたことは助かりました。
JFS-B規格は毎年監査がありますが、経験豊富な監査員の方が現状のハード面とソフト面を加味したうえで親身になって困りごとに対する相談に乗っていただけるので、いわゆる「身構える監査」ではないことも、引き続き貴社を頼りにする理由の一つです。先日は監査の際に、アレルゲン管理について相談をしたところ、他社での事例なども交えてアドバイスをいただくことができ、当社での有効的な管理方法を指導いただけました。

店頭の商品

取引先から監査を受ける際も、手順や記録が揃っていることでスムーズに監査を受けることができるようになったとのこと

今後の目標について教えてください

JFSB規格の適合証明を取得したことで、お取引先様から信頼を頂けることが多くなり、新規のお客様との契約の際もスムーズになりました。第三者機関による審査を経て取得している為、客観的に食品の安全性、信頼性向上につながっていると実感しています。
現在はアレルギーフリーや無添加商品など、お客様のニーズの多様化に対応するため、アレルギー管理や工程管理、商品の開発などに取り組み、部署間の垣根を越えて日々精進しております。また、ハード面での対応として、新工場の建設に向けても全社で取り組んでおります。
こうした取り組みに対しても引き続き貴社のサポートを期待しています。

 

おすすめの支援・サービス

適合証明事業 JFS-A/B/B Plus規格、JFS規格(フードサービス、フードサービス・マルチサイト)

食品安全規格JFS-A/B/B Plus規格、およびJFS規格(フードサービス、フードサービス・マルチサイト)の適合証明を行います。特にJFS-B規格では業界No.1の実績を保有。監査・指導を通じて食品安全管理体制を向上します。

食品工場の監査

BMLフード・サイエンスの経験豊富な監査員がニーズに合わせた監査・指導・助言を行います。お客様の自社工場の監査はもちろん、原材料サプライヤーや委託先工場の監査も可能です。

従業員の教育支援

画配信教育サービス「LaKeel Online Media Service」のご紹介をしています。 分かりやすく記憶に残りやすいアニメーション動画教育によって、食品安全衛生はもちろん、労働安全やビジネスマナーなど、食品事業に従事されている方に必要で最適な教育が、担当者の負担を増やすことなく実現することができます。

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