
9月29日、BMLフード・サイエンス(以下当社)の社内表彰のひとつである好事例大賞の表彰が行われましたので、そのイベントの模様をご紹介します。
1.好事例とは?
好事例とは当社社内で社員の活躍を紹介している制度です。各職場から推薦された社員は毎週の会議の場で発表をしており、他の参加者から賞賛や仕事のコツなどの質問が投げかけられています。各部署から多くの推薦があるため、当社で積み重なった好事例の数はすでに150件を超えています。
2.2025年度上期 好事例大賞
こうした好事例のうち、対象期間で特に優秀なものを好事例大賞として選出しています。
今回は半期で集まった21件の好事例が選考対象となりました。
(1)予選
今回は事前にチームリーダーの投票による一次予選、全社員の投票による二次予選が行われ、次の3件の好事例が決勝まで勝ち残りました。
食中毒事故後のサポート~継続可能な対応方法の提案で信頼獲得~
カビクレームによる検査依頼~最短で速報を提出したプロの仕事に賞賛の声~
埼玉検査センター仕分けシステム開発~迅速・確実に届く仕組みを構築~
(2)決勝

夕礼の時間を使い、絞られた3件の好事例から大賞を選ぶ決勝戦が行われました。今回はいつも大会が行われる本社から、川越にある埼玉検査センターへ開催拠点を移して開催されました。大会演出プロジェクトチームのメンバーが「川越祭り」をテーマにした仮装をして盛り上げを担当しました。
(3)開会挨拶

最初に好事例を運営しているコンサル企画チームによる開会挨拶です。
「この大会は日々の業務の中で優れた成果をあげ、会社の発展に大きく貢献してくださった皆さんの努力を称える大切な機会です。決勝の3組はもちろん、日々業務に尽力されている方の努力に改めて感謝します。今回の3つの好事例は、それぞれに会社ビジョンを体現した案件であり、どれが大賞に輝いてもおかしくないものが選ばれています。ぜひ決勝戦を楽しみながら、学びや気づきを持ち帰っていただけたら幸いです。それでは、これより好事例大賞決勝戦を開催します。」
(4)プレゼンテーション
続いて検査本部長の挨拶のあと、いよいよ3件の好事例当事者によるプレゼンが行われました。

食中毒事故後のサポート~継続可能な対応方法の提案で信頼獲得~
食中毒事故が発生してしまったお客様に対しどのようにコミュニケーションをとりながらご支援したのか、当時の緊迫感のあるやりとりが伝わる迫真のプレゼンでした。プレゼンの中で「お客さまの経営危機のため、力になれるよう全面的なサポートを申し出た」という言葉があり、“お客さまが困った時こそBFSの頑張り時”という当社の仕事のあり方を改めて感じられる発表でした。
カビクレームによる検査依頼~最短で速報を提出したプロの仕事に賞賛の声~
お客さまの店舗で「カビが発生している」と消費者からクレームを受けた食品の検査を受託した案件で、検体到着前から異物検査部門と微生物検査部門が連携して短納期で速報をお送りすることに成功した事例です。お客さまの状況を踏まえた誠実な対応により、お客さまからも感謝の言葉を頂いたことについてプレゼンがされました。
発表の中で普段からの検査に対する想いとして「正確な検査をするため、できることとできないことの線引きは必要な一方で、お客さまに対して最大限できることをしたい」という言葉で検査部門の社員が目指すべき姿を示してくれました。
埼玉検査センター仕分けシステム開発~迅速・確実に届く仕組みを構築~
昨年度に新設・統合された埼玉検査センター内の荷物仕分けシステムを検査部門とシステム本部が連携して開発をした際の努力がプレゼンで語られました。このシステムにより、お客様からのご依頼頂いた検査を確実に、スピーディに実施できるようになり、検査の品質を高めることができました。発表の中ではシステム本部担当役員である常務と社員の漫談が披露され、役員も含めた部門間の連携が感じられるプレゼンとなりました。

それぞれのプレゼン後には埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」や「さいたまっち」が応援に駆け付け、候補者への投票を呼び掛けるなど、心温まる演出もありました。
(5)ルーキー賞、成果発表賞
今回は好事例大賞のほか、若手やスタッフ社員からルーキー賞と成果発表賞が設定され、3名が表彰されました。

ルーキー賞受賞者(入社2年目社員)
「社内研修で学んだ社内システムの機能を、はじめて担当することとなったお客さまで利用したところ効率化につなげることができました。私の行ったことは小さなことでしたが、取り上げていただいたことで同僚から真似をして効率化につながったとの話も聞いており、改めて取り上げていただいたことに感謝しています。今後も頑張ります」
(6)大賞決定!
投票の集計が終わり、いよいよ結果の発表です!今回の好事例大賞に選ばれたのは…
「食中毒事故後のサポート~継続可能な対応方法の提案で信頼獲得~」
でした!

大賞受賞者にはトロフィーと、副賞が送られます。
受賞者「まさか大賞に選ばれるとは思ってもみませんでしたが、たくさんの投票を頂きありがとうございました。今回、私が大阪にトロフィーを持ち帰りますので、次回の好事例大賞は大阪での開催を期待しています。」
(7)社長から

「大賞受賞おめでとうございます。発表内容も運営もよく練られており、今日は笑い泣きをしてしまいました。ありがとうございました。」
3.おわりに
今回、当社の社内行事として好事例大賞についてご紹介しましたが、当社では他にもビジョンに掲げる「働きがい向上」を実現するため社内イベントが複数行われています。 当社では現在、新卒・中途の採用活動を実施しておりますので、ご興味をお持ちの方は、まずは下記採用担当までお気軽にお問い合わせください。
BMLフード・サイエンスは、食品の微生物・理化学検査をはじめ、商品の品質検査、飲食店の厨房衛生点検、食品工場監査、衛生管理・品質管理の仕組みづくり、食品安全認証の取得支援まで、ワンストップでサービスを提供できる総合コンサルティング企業です。 長年培ってきた高度な検査技術とノウハウをもとに、質の高い各種検査とコンサルティング事業体制を構築しており、全国を網羅したネットワークにより、スピーディなサービスを提供します。
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こちらのコラムは 管理企画本部 企画グループ が担当いたしました。