若手社員の一日

事前に決められたスケジュールに沿って飲食店の点検を行います。
お客さま毎に決められた点検表に従って、店舗の施設や調理器具の状況、調理工程や従業員の身だしなみや振る舞いなどをチェックします。細菌検査を行うための検体として、調理器具などのふき取りや食材の回収も行っています。

午前の点検でお客さまからお預かりした検体の情報を社内システムへ入力します。ここでの入力情報が検査部門での識別や、点検報告書に使用されることとなるため、間違いがないように慎重に行います。
その後は担当するお客さまから頂くメールへの回答や、点検報告書のチェックをしています。

週に１日程度の内勤があり、次の内勤までのスケジュール確認や点検の準備を行っています。
訪問をするお客さまによって、必要となるふき取り綿棒や食材回収用の袋の数が異なるため、仕様書を確認しながら過不足が無いように準備を進めます。

担当するお客様から点検の対象店舗の追加や検査のご依頼など、さまざまなお問い合わせをいただくためチームリーダーと相談しながら回答をしています。年に数回ですがお客さま向けに講習会を担当することもあるため、資料準備をすることもあります。
また担当するお客さまには数か月毎にお伺いしており、点検対象先の店舗や点検時の確認ポイントなどの確認を中心としたお打ち合わせを行っています。チームリーダーが同行してくれることも多いので、アドバイスを頂きながら打ち合わせを進めています。

それぞれの配置に分かれて業務を進めていきます。微生物グループでは、受付・前処理・判定の3つの工程に分かれて業務を行っています。1～2年目は前処理や判定の工程を担当して業務を習得してきましたが、3年目からは受付を担当するようになりました。
受付では毎日大量に届く食材検体やふき取り検体を確認し、ご依頼内容との整合性や、検体量が足りるかなどをチェックしています。次工程となる前処理や判定の工程がスムーズに進むように多種多様な検体の情報を整理する作業ですので、複雑な仕事ではありますがやりがいをもって取り組んでいます。

メンバーで交代しながら休憩をとっています。埼玉検査センターには最上階に食堂があり、眺めが良いのでリフレッシュできます。お弁当や購入した昼食を持参している方が多いですが、ドリンクサーバーや置き型の軽食販売もあるため、持参できない時も安心です。

当社ではお客様からご指定頂いた温度で一定期間保管したうえで検査を行う保存検査も受託しています。保存検査の検体はインキュベーター内で保管していますので保管状況を確認し、保管期間が完了したものを検査工程に移動させています。
これらの現場業務が完了した後に事務所へ戻りコンサル社員からの問合せへの回答や、日々使用しているシャーレや培地などの消耗品の発注などパソコン業務を行っています。